飲食店が素晴らしい仕事であるために貢献したい。

〈この人たちのために役に立ちたい〉

以前、飲食店運営会社の本部で仕事をしていた頃のお話です。

15店舗ほどの規模ですから、本部も小さい組織でしたので私は店舗の業績管理だけでなく人事・労務管理も担当していました。そして私は最年長の53歳。社長は30代で社員も全員20~30代の若い人たちでした。

つまり、私は30代の若いオーナー社長の右腕として入社をしました。

入社する前にオーナーに言われたことがあります。

「これから成長を目指す僕たちが通る道は、高野さんも通ってきた道なんでしょうね。」

私は「全く同じ道ではないでしょうけれど、おそらく原理原則は変わらないでしょうし、似たような経験はたくさんしてきたと思います。」と答えました。

「私が人生の先輩だから」という意識は全く無く、むしろ若いオーナーが色々なことに熱く挑戦していることに触発され、自分がオーナーや店舗の若い社員の人たちのお役に立ちたいと素直に思い、お世話になることを決めました。

〈成長基盤をつくるための私のタスク〉

入社して先ずは3つのことを自分のタスクとしました。

1つ目は全店舗の経営効率を全て精査すること。

何故なら、この会社は9ブランドの15店舗で構成されていたために、適正な経営効率を持って店舗運営をして、業績を管理することがほとんどできていなかったからです。

本当にFLコストは適正なのか?その他の経費は?営業利益は適正なのか?

オーナーが1人で店舗管理を出来るのはせいぜい3店舗程度かと思います。

実際にお店が増えると気になるけれど、わかっているけど後回し…。ということが増えていたと思います。

経営者として新規出店をどんどんしていきたい!でも既存店の業績が…。というジレンマを解消するために私がやることは何かを考えました。

2つ目は若い社員に「仕事にやりがいを持ってもらう」こと。

本社として店舗の予算計画や目標はあるけれど、店長さんはそれらが自分の責務とは結び付いていないので、オーナーの意志が伝わらなかったり、計画達成のためのアクションが遅れたり、効果が評価されていなかったり。所謂、店長の経験と勘で運営される部分が多くありました。

オーナーは経営に対してしっかりとした理念を持ち、成長意欲も非常に高いのですが、社員全員がモチベーション高く業務をしていたのではなかった。そして、会社として店舗運営のノウハウがほとんど蓄積されていないということです。

何よりも、社員の方たちは少なくとも「飲食業が好き」「この仕事で自分の力を発揮したい」と思って入社してきた人たちです。

この人たちが「この会社を選んで良かった」「この仕事で自分は成長できた」と思ってもらいたいという願いのもと自分がやるべきことを考えました。

3つ目はフランチャイズ本部としての機能を構築すること。

9ブランドのうち、最もフランチャイズに適していた業態をフランチャイズとして展開する計画でした。

直営店としての使命、加盟店との約束を守ること、共に成長していくパートナーとしてやるべきこと、社員の意識改革なくしては出来ないことが多くあります。

私はフランチャイズ事業が、この会社の新しい成長の糧となるように仕組みづくりに取り組もうと考えました。

〈3つのタスクはつながっている〉

この3つのタスクは決してバラバラに解決できる、もしくは取り組むべき内容ではなく、つながりがあります。スイッチを押していく順番、どう取り組むかを当初はいろいろと考えていました。

次回より、その3つのタスクをどのように取り組んできたのか出来るだけ具体的にお伝えしていきたいと考えています。

この経験が、これから店舗を拡大していこうと考えているオーナーさま、既に店舗展開しているけれど同じような壁に当たっているオーナーさまの参考になればと思います。

オフィスTAKANOは

飲食店とスイーツ店・ベーカリー店・惣菜店など製造直販店

特化型コンサルティング会社です。

これから多店舗化を目指しているがどのようにしていけば?

店舗が増えて運営にいろいろな問題ができた

そんなお悩みに対して私たちは当事者として解決をサポートいたします。

飲食店コンサルタント 高野 正幸

こんなお悩みはありませんか?

一人で悩むより、気軽にご相談ください。

飲食店経営者として出店による事業成長は最重要事項だと思います。そのブランドが評価され、出店機会が増えれば、機敏に出店加速をしていきたいのは当たり前だと思います。しかし、せっかく良い業態開発をしても「スタッフの成長が追い付いていない。」「店舗が増えるほど収益力が低下した。」という理由で成長が阻害されることはないでしょうか?

目次

伝えたい。経験とノウハウ。

私は店舗での店長経験と1,000店超のフランチャイズ本部の業務を約30年間経験した後、15店舗規模の飲食店運営会社に転職しました。

痛烈に感じたことは「人づくり」と「店舗運営を維持向上させる仕組みづくり」の大切さ。

正に新規出店を優先させたために起きる問題を目の当たりにし、最初の2年間はそのことを改善する活動を重視して取り組みました。

今では全国にある飲食チェーンは1店目から多店舗化をするためのお店づくりをしています。

事業規模に違いはあっても1店目もしくは小規模のうちに「どれだけ店舗フォーマットを磨き上げるか」「それらに必要な人材を育てる仕組みをつくれるか」が膨張と成長の分かれ道です。

私たちが「お店の人づくりと仕組みづくり」をお手伝いします!

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